ナイフを背景にした表紙に、
てっきり17歳のキレル若者話だと思ってました。
もしくは、チーマー(て今は言わないのか?)の話かと。
ところがどっこい、
中味は猟奇殺人だの、動物の死体だの、死ぬ振りだの
読んでいて
気持ちが悪くなること甚だしい。
透明感のある文章で淡々と描いちゃいるが、中味はひどい。
久しぶりに本を読んで嫌な気分になりました。
(まだ下巻(僕の章)があるんだよなぁ。。。)
でもって、作者自らが書いている
あとがき。
この本がミステリー大賞をとったということですが、
このあとがきが一番のミステリーですな。