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2005年 10月 13日
『死神の精度』 伊坂幸太郎著
主人公は死神の調査員。

死ぬ間際の人間を1週間見届け、死ぬのが「可」か「見送り」か報告するのが仕事。
6話の短編で構成されており、6人の生き様(死に様)が描かれる。

死神という設定なのだから当然なのだが、
「死ぬのが怖いか」とか「死についてどう思うのか」という質問を対象者に繰り返す。

死と生は裏返しなのだと気付く。

人生は本当に短い。
死を意識することで、もっと精一杯に今を生きなければと思う。

読み終わってみると、話も練られていて最後はすがすがしくもあり、
さっぱりとした活力が湧きました。
伊坂さんの本は始めて読んだのですが、読みやすく意外とおすすめです。

by yasuteruh | 2005-10-13 14:11 |


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